翻訳と辞書
Words near each other
・ 秀島敏行
・ 秀島有一
・ 秀嶋賢人
・ 秀嶼
・ 秀嶼区
・ 秀巖県
・ 秀常寺
・ 秀平真由美
・ 秀成山文夫
・ 秀才
秀才 (日本)
・ 秀才 (科挙)
・ 秀抜
・ 秀文社
・ 秀明中学
・ 秀明中学校
・ 秀明中学校・秀明高等学校
・ 秀明中学校・高等学校
・ 秀明八千代中・高等学校
・ 秀明八千代中学校


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

秀才 (日本) : ミニ英和和英辞書
秀才 (日本)[しゅうさい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

秀才 : [しゅうさい]
 【名詞】 1. prodigy 
: [さい]
 【名詞】 1. ability 2. gift 3. talent 4. aptitude 5. genius 
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日本 : [にっぽん, にほん]
 【名詞】 1. Japan 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 

秀才 (日本) : ウィキペディア日本語版
秀才 (日本)[しゅうさい]
秀才(しゅうさい)とは、律令制において式部省が行った最高の官吏登用試験。秀才試(しゅうさいし)とも。
博く群書に通じ才学の高い人物を登用するため、「大事之要略」(国家戦略)を問う方略策と呼ばれる論文が2題を課して論理力と文章力を問うた。最高の成績である上上第から下下第まで9段階の評価がされ、第4位の中上第より上が及第とされたが、及第に至ることが困難であった。上上第の成績を得た者は正八位上の位が与えられたが、これは従四位の子が蔭位によって与えられる従七位よりも低かった(もっとも、蔭位資格者及び孝悌の顕彰を受けた者はその蔭位または叙位に1階上乗せされて叙されることになっていた)。また、上中第は正八位下に叙せられた。一方、上下第と中上第は当初は式部留省(預かり)扱いとされていたが、802年(延暦21年)以後は、それぞれ大初位上大初位下に叙されることとなった。
なお、蔭位資格者と孝悌顕彰者に対する扱いと上下第・中上第及第者に対する措置は秀才と明経のみを対象としていた(9段階評価(中中第以下を落第として1段階とみなせば5段階評価)を採用していたのは両科のみであったため。なお、802年(延暦21年)以前は前者の規定は上下第・中上第及第者には適用されなかった。
後に紀伝道の学生である最優秀者である文章得業生のみが受験できるようになり、また本来は秀才の解答論文を指した「対策」の名称が広く用いられるようになり、秀才は文章得業生の別称となった。
== 参考文献 ==

* 野村忠夫「秀才」(『国史大辞典 7』(吉川弘文館、1986年(昭和62年)) ISBN 978-4-642-00507-4)
* 野村忠夫「秀才」(『日本史大事典 3』(平凡社、1993年(平成6年)) ISBN 978-4-582-13103-1)
* 古藤真平「秀才」(『日本歴史大事典 2』(小学館、2000年(平成13年))ISBN 978-4-09-523002-3)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「秀才 (日本)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.